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フェリーとしま最終航海(3月28日)

 3月28日水曜日,快晴の西之浜港に,児童生徒,職員,保護者,そしてたくさんの島民の方々が集まりました。今日は,村営船「フェリーとしま」の最終航海の日なのです。2000年に就航してから,鹿児島市と十島村の島々,奄美市を結び,数え切れないほどの人々や物を運んでくれました。十島村への移動手段はフェリーとしましかないので,島に来る人はみんなこの船を利用してきました。まさに十島村の命綱といえる,思い出深いフェリーとしまも,ついに引退の日を迎えました。
 フェリーとしまのこれまでの労をねぎらい,最終航海を祝うかのように,今日はどこまでも青く澄み切った穏やかな海が広がりました。みんなで防波堤の上から,口之島にやってくるフェリーとしまを出迎えました。接岸後は手作りの横断幕を持って,最後のフェリーとしまをバックにみんなで記念撮影。なんと,船長さんがわざわざ降りてきて下さり,子どもたち一人一人に声をかけて握手をして下さいました。子どもたちにとっても,忘れられない日になりました。出港後はみんなで再び防波堤に上がり,みんなで手を振りながら見送りました。フェリーとしま,ありがとう!さようなら!!